5分で着られて着崩れ知らずの着物の着方
今様小袖(いまようこそで)=対丈着物
対丈(ついたけ)はマキシの巻ワンピ型着物
楽で体を締め付けない昔の着物の着方です
日々の着物生活や日本文化のあれこれ、
明治大正生まれのおばあちゃん世代から
聞いた事や、着物のお手入れ方法などを
コラムとブログで綴っています。
留袖ってなんで『とめそで』っていうの?
これ、一度は疑問に思ったという方、多いと思います。かく言う私もです。
結論からお伝えしちゃいますね〜。
元々の意味は
袖が留まっているから=振りがないから
です。
4月17~19日にグランキューブ大阪で開催されたカジュアル着物の大祭典、キモノめーかんえぽっく。
そこで今様小袖のお話をさせて頂きました。
FM802のDJ飯室大吾さんがMCを務めて下さって軽妙で親愛感満載❤の、ホントに素敵なナビゲートをしてくださいました。
どうなっているの?どうやって着ているの?どれ位の時間で着れちゃうの?とどんどん広げて下さるのです。
すっかり卒業式の着物として定着した袴姿。
実は袴は元々貴族女性の下着でした。
有名な高松塚古墳の壁画に描かれている奈良時代の女性の服装なんて、
ジャケットにロングスカート
ですよね。
あのロングスカートの下に、女性は袴をはいていました。
対丈(ついたけ)の着物は着崩れやすい、なんてご感想を聞いた事ありませんか?
それはサイズがあっていない小さい着物を、着付けの技術で着てしまう着方だから。
その方に合ったサイズで対丈にする今様小袖は、技術も道具もいらないですし、着崩れるとか、ないない。のです。
対丈(ついたけ)。おはしょりのない、今風に言うとマキシ丈のワンピ着物です。
実はコレ、江戸時代の初期までは普通の着方でした。つまりは歴史的にも伝統の着方なのです。
時代劇でも、織田信長とか豊臣秀吉の時代の女の人の普段の着物、み~んな対丈です。襟も抜いていません。
大切な着物、久しぶりに出してみたらシワが!なんて事ありますよね。私も今回ありました。
引っ越しの時に見過ごしたらしく、久々に開けてみたらこーんな事になっておりました。
きゃー!見事にくちゃくちゃですわー。
代表の堀川しょうこです
今様小袖(いまようこそで)の堀川しょうこです。
着物が大好きで、ついにこんなお仕事を始めてしまいました。
驚きの着やすさの今様小袖。
この古い伝統的な着方なら、着物生活は実は簡単で楽しいと、このサイトから感じて頂けたら嬉しいです。